そんな中、2019年度の夏コミ(C96)にて、札幌駅の配線に関して「まさに、これそのもの」を題材とした同人ゲーム「札幌駅2019」が発売となったため、勝手ながらこの場を借りて紹介したいと思う。作品の詳細は、作者てんぽく先生
図1:タイトル画面(抜粋) |
ゲーム画面には、札幌駅の配線図が常に表示されていて、札幌駅に向かって近づいてくる各列車に対し、どの列車を何番線に入れる、というのをキーボードやマウスから指示することが出来る。実際のダイヤとは異なる番線に入れることも可能である。入れることのできない線路に無理矢理入れようとすると失敗したり、進路同士の平面交差が発生すると列車が遅れたり、筆者自身もこのゲームを手に取るまで知らなかった臨時列車が多数登場したり、様々な部分で非常に凝った作りをしている。
図2:プレイ画面の一例。同時に何本も列車を矛盾なく走らせると謎の達成感が生まれる。 |
今まで筆者のページをお読みの方にとってはご想像の通り、筆者がいの一番に行うオプション(いわゆる縛りプレイ)は、「北海道新幹線建設後を想定した、1・2番線の使用不可」である。これを行うと3~5番線の使い方が非常に煩雑になるだけでなく、一部の時間帯はそもそも列車が入りきらない事態が発生する。端的に言って、この内容では遅延を完全な0に抑える方法は見つかっていないため、それを最小に出来る方法を、筆者の無駄な努力で探しているところである。
図3:丸一日プレイすると、成績がこのように集計され表示できる。 |
「札幌駅に行き来する列車を眺めたい」方も「指令の仕事に興味がある」方も、「札幌駅新幹線ホームを1・2番線に入れるなんて出来っこない」という方も「いや、出来るに決まっている」 という方も、ぜひ一度お手に取ってみてはいかがだろうか。
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